至福の時だ。私とあなたが
 ともに腰を下ろすその時は、
私とあなたは姿は二つ、
 しかし魂はただ一つ。
私とあなたが、
 庭園に入るその時に
花の香りや鳥の歌声、全てが生に満ちあふれる。
天の星々はふたりを見るために
 駆け急ぐ、
私達はかれらに見せる
 私とあなた、ふたりの月を
私とあなたに言葉は要らない、
 「私」と「あなた」の言葉さえ--
私とあなたは、
 歓喜のさなか一つになる。
天のオウムが砂糖を砕く
 その場所は
私とあなたがとも腰を下ろし
 柔和に笑う場所なのだ。
私とあなたは共にあるのに
 奇妙にもこの僻地では
千里も離れているのがわかる
 私とあなたは分たれる。
一人の姿は塵の中、いま一人は
 かの国にいる。
あの柔和なる永遠の楽園に…
 私とあなたは共にいるのだ。

*ペルシャ語とアラビア語の区別もつかぬので英訳からのまご訳です。テクストはhttp://www.rumi.org.ukを参照。

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