三十の詩編；変奏「弓」

竪琴のスパイシーよわたしは悲しむ
負傷者142名はサンドイッチマン岡野さん
上で鶏鳴のごとし
立ち去れ
ああ　断固たる血清を崩さぬぞ
ガトに告げるな
泣け！
「あなたを思いわたしは悲しむ」
×××の大股開きがコクトーによって騙られ
喜び祝いモー
ギルボアの山へゴー
だけど僕には盾がない
卵も焼けない油なし
我が身をのぞくな
立ち去れあなたの愛
立ち去れまことの喜び
アシャンテ！
僕は神経の隙間に歯形をつけている
我が深淵に架橋する歌声よ
「あなたを思いわたしは悲しむ
　兄弟ヨナタン、まことの喜び」
豪族の支配をベッドに寝かしつけ
二人は愛され喜ばれた
釣り捨てられた川魚のごとく
腐敗し忌むべき涙のステッカー☆
泣け！
かかしの衣の上にキャミソールを着せ
額の上にまぜるな危険！をつけたスタアのために
「あなたを思いわたしは悲しむ
　兄弟ヨナタン、まことの喜び」
溶鉱炉の最中魂が住まう

「女の愛に勝る驚くべきあなたの愛を」