詩人は離島の開いた口であった
うるわしき神々の夕べ
運命の呼び声と英雄の挫折
寸断されたアウラの輝き
もろもろが楽曲のごとく流れ出しそして
海を褥にまどろんでいた

乙女子よ
歌追うおまえのまろやかな額
豪雨のさなか紛れて輝き
光に溶けて詩人の口を奪ったのだ
無惨にも島は沈黙する

って乙女子よ
職安をサッフォーに紹介しなさい
詩人ですもの詠えなくっちゃ実入りがないのよ
今日もカレーに具がないわ
とアンラッキイな日々
ミゼラーブルな日々

300円のカレ−屋でイエスタデー
と言ってみたり
「この前はよし子ちゃんと遊びにいきました」
と日記をつけてみたり
アンラッキイな日々
ミゼラーブルな日々

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