天から手が生える
そして無制約の劇場が無数の弾丸
となるいとまもなく
ペンの切っ先
ぬるま湯の詰問より苦々しいもの
我々の雨はいずこにて注ぐのか
水仙の腐敗
それはいかなる悪より苦々しい
泉に沈む倒壊の電子音
成就への櫓は狼の仮面をかぶる
巫女達のけたたましい叫びに侮蔑をひとつ
しかしその目は不正の面会
の最中に踊ることもできず
悲劇の斑点は徒な怠惰往きの計画に等しい

羊毛には垢がともなう形態
は児戯ごとくに日々が飲まれる
水仙の愛
それは自らを燦然と輝く太陽になぞらえ
毛穴から放つ毒で自らを損ねている
永劫の軌跡には来し方も行く末も
定かにて存するゆえに一切は雄々しい
しかし醜悪は水仙の嫡男である
いずこにも知れず
葉が痩せゆく王道の石につまずく
額ずく喜劇の紋様に尿道の病を見るのである
讃えよ讃えよ

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