上昇する身体にほのめく光芒
影なす木立が星星を遮る
されど地の光が滅し灯るごとに
宵に紅き天はきらめいて応じ
風の柔和が成就を伝う

夜は時をのぼりると星をぬぐい
淀んだ腹底にヴェールを落とす
太陽の没落に月は煌々と輝きを示し
腐敗の街々を暗闇で御し通す
そして大地からの執拗なうごめきが身体に響く

時に麗しく時には醜い天上の住人よ
身体の濁流に超克の光輝を産みつけ
そのまま汚水で腐らせてしまう天上の住人よ
地の光はいずこかで炎となり汝と汝が身を焼きつくそう

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