ひとり法廷に立たば
裁く者あらずひとり
不毛の答弁は告発に
告発はぬるみぬ妥協へと
自ら我を裁く我
我は我にぞ裁かるる
恵みに飲み干す水は鞭
肌に食い入る鞭なるに
鈎刃の痛みわれもなし
鞭で裁きの終わるなら
血の一陣も流そうぞ
蛇も陽気にとぐろまき
餓鬼の首根と戯れん
血似(も)て煩悩欺くは
まこと根深き煩悩よ
鐘を鳴らして耳聾し
などて毒矢の抜かるるや
ひとり立ちたる法廷に
裁きの主求むまじ
まして購う担保など
何ぞ乞わんや思わんや
己が悪こそ購われ
よそへ罪をばなすりつけ
何ぞ喜悦を覚えんや
我は受けたる我が裁き
悪は悪よと身に受けて
ひとり歩まん犀のごと
裁く者あらずひとり
不毛の答弁は告発に
告発はぬるみぬ妥協へと
自ら我を裁く我
我は我にぞ裁かるる
恵みに飲み干す水は鞭
肌に食い入る鞭なるに
鈎刃の痛みわれもなし
鞭で裁きの終わるなら
血の一陣も流そうぞ
蛇も陽気にとぐろまき
餓鬼の首根と戯れん
血似(も)て煩悩欺くは
まこと根深き煩悩よ
鐘を鳴らして耳聾し
などて毒矢の抜かるるや
ひとり立ちたる法廷に
裁きの主求むまじ
まして購う担保など
何ぞ乞わんや思わんや
己が悪こそ購われ
よそへ罪をばなすりつけ
何ぞ喜悦を覚えんや
我は受けたる我が裁き
悪は悪よと身に受けて
ひとり歩まん犀のごと
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