Phenomenologie風に
2004年5月14日 あいまいな口語詩目を閉じてはいけない
蛍光灯に黒点が宿ることもあるように
北国に絶望が浸透して私はビルから傘を広げる
目を閉じてはいけない
そして所与ではない
眼前のディスプレイも二人称の存在も
一人称単数の意識が現前翻ってクリエイションした構築過程として原理へかえってゆく
所与ではない
いかなる対象も向こう側にあるとおぼえ現前をへて客体にメタモルフォーゼする
目を閉じてはいけない
やがて存在が迫りくる
いつかは無でさえない無として来る死が迫るように
存在が迫りくる
幾多の因果連関の中にあって
ポケットを裏返して電話を広げるようにもろもろの因果の中にあって
ひとはポケットを裏返すことを望みながら街全体に浸透した絶望を実在的に密輸入する
存在が迫りくる
そして他者が到来し時間がクリエイション
目を閉じてはいけない
盲が夾雑物から免れるわけではなく体内に言葉の沸騰を声で冷やす空しきポケットを裏返す展望台に足をのばすのだ
まだ閉じてはいけない
蛍光灯に黒点が宿ることもあるように
北国に絶望が浸透して私はビルから傘を広げる
目を閉じてはいけない
そして所与ではない
眼前のディスプレイも二人称の存在も
一人称単数の意識が現前翻ってクリエイションした構築過程として原理へかえってゆく
所与ではない
いかなる対象も向こう側にあるとおぼえ現前をへて客体にメタモルフォーゼする
目を閉じてはいけない
やがて存在が迫りくる
いつかは無でさえない無として来る死が迫るように
存在が迫りくる
幾多の因果連関の中にあって
ポケットを裏返して電話を広げるようにもろもろの因果の中にあって
ひとはポケットを裏返すことを望みながら街全体に浸透した絶望を実在的に密輸入する
存在が迫りくる
そして他者が到来し時間がクリエイション
目を閉じてはいけない
盲が夾雑物から免れるわけではなく体内に言葉の沸騰を声で冷やす空しきポケットを裏返す展望台に足をのばすのだ
まだ閉じてはいけない
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