徒なたづきを常人の口蓋に希求するは
論旨定かならぬ襞のごとし
かかる美食の極を吸い込み
常套としての最中の笛は
柔らかい針を無数にはやすピンポンと思しき
楕円軌道に倣って身体を経巡る

今や定かとなす堆積に告ぐ
不透明な感官に吐瀉物の気配に旧式のオーディオ設備は挟まれ
苺の赤さと青い帯を指示している
空の口蓋は舌を持ち上げ
地表のめくれに軟弱な針は崩れ落ちる
定かとなす堆積に告げ
ぬめりに削れた筆の指先が台帳にひれ伏し白紙を呈するあてどない様を
いくつもの頭脳に黴が発光し東雲に覆われていくイベントを
聾にも届く香りで鋭敏を探しクリティックの病を正義に語ることを

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