熟れたる芳香肌をかすむ
明らまじのうぬが愚とて
足下の雪いよいよぬるみ
外殻を溶かし燐粉と散るらん
春風赴く果ての境地に
いかで古人の智慧を見ばや
千々に舞いつる蝶となりて
うぬが愚も散ずべし
さりとて蒼天の渦目声高く
大地の抱擁も然りと語る
燦然と陽光此のはらを射ぬき
草木と暗愚とを養う
明らまじのうぬが愚とて
足下の雪いよいよぬるみ
外殻を溶かし燐粉と散るらん
春風赴く果ての境地に
いかで古人の智慧を見ばや
千々に舞いつる蝶となりて
うぬが愚も散ずべし
さりとて蒼天の渦目声高く
大地の抱擁も然りと語る
燦然と陽光此のはらを射ぬき
草木と暗愚とを養う
コメント