女人の状景

2004年2月26日 文語詩
いざよし西方の煙に山火事を見ん 
吾が係累の極彩色に年輪とシメトリーとの落涙を聞く
氷柱の女人に地母神より衛生兵を注ぐ
微細なる汝が刃を風の動詞からなるスポンジで畳まん
むしろいたつきの負債を支払う般若湯をつげばや
恥辱の雨垂れ、舶来眼鏡を酒だると飾るるに
汝おのずから孤独のつとむる若い抜糸に鶏鳴を求めたり
さだめて貴なれどうつろなるべし

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