わななくわななく独在のリアス式海岸
大地の表皮にしがみついてめくりつめをたててしがみつく
月は激しく動悸をスペクタクルと目にされて東洋人の東洋たる所以を探し脱し中心をそらした重鎮として手をさむのだ
電話のふさぐあらゆる熱気と精錬とした身体よ
蛙のような心臓が抱く欲望を柵にめぐらせて犀の角のごとく
ののしりをこととせず賞賛に心動かさぬまことの太い目覚めの中で生なるものも相対化とさわたかな苦役とをもたらすに違いない
飲み干された衝迫よ 欲望として羊に広がるよりはむしろ犀の角のごとくあれ
衝迫よ およそくろぐろとして顧みられぬ風の串を受けて川の大河を渡りそして急流の清らかさとゆるやかな汚濁を、駆けるならばいまいちど蛙を
ああおまえを貶めてはならぬ返してはならぬとどまらずしかし行かねばならぬ
私の母国が手招きしている
衝迫よ 美しい彼らに寛恕をそして欠落を殴れ
改善の苦役と暴力の馴化におまえは消散するとよかろうに
衝迫
それもまた不正の一環として戯言になるのだそしてその汚名もおまえには似つかわしくそして害悪を与えるのだ害悪のもろもろよ
大地の表皮にしがみついてめくりつめをたててしがみつく
月は激しく動悸をスペクタクルと目にされて東洋人の東洋たる所以を探し脱し中心をそらした重鎮として手をさむのだ
電話のふさぐあらゆる熱気と精錬とした身体よ
蛙のような心臓が抱く欲望を柵にめぐらせて犀の角のごとく
ののしりをこととせず賞賛に心動かさぬまことの太い目覚めの中で生なるものも相対化とさわたかな苦役とをもたらすに違いない
飲み干された衝迫よ 欲望として羊に広がるよりはむしろ犀の角のごとくあれ
衝迫よ およそくろぐろとして顧みられぬ風の串を受けて川の大河を渡りそして急流の清らかさとゆるやかな汚濁を、駆けるならばいまいちど蛙を
ああおまえを貶めてはならぬ返してはならぬとどまらずしかし行かねばならぬ
私の母国が手招きしている
衝迫よ 美しい彼らに寛恕をそして欠落を殴れ
改善の苦役と暴力の馴化におまえは消散するとよかろうに
衝迫
それもまた不正の一環として戯言になるのだそしてその汚名もおまえには似つかわしくそして害悪を与えるのだ害悪のもろもろよ
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