軽妙

2003年11月19日 あいまいな口語詩
おまえの怠惰が鞄の中でイヤホンを破壊した
鍵を残して錠を下ろした暗愚の匹敵
竹馬に飛び上がる児戯同然はあかつきの道路
橙の影が家々を襲い光を奪いそしてわななき
秩序の枠をおのが胃腸に押し込めてしまうのだ。
骨が溶け去り、脂肪が尽きて筋肉も忘れられるならば
大気の軽さを我とすることもリアの特権ではあるまいに
だから詩人を脆弱の目は追い求める
盲の彼も美の調べと判断にはそそがれる浄めのように安んじた老廃のごとく流れそして蒸発が適うそのゆえに

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